萩谷界隈

引っ越したヲタの日記帖 萩谷慧悟 7ORDER

『オーシャンズ11』 2014/6/26 「JACKPOTが出たぞー!」

あのとき並んでおけばよかったなあと思いながら過ごすのだけは。ねえ。


いまだに、どうしても行けなかった公演を思い出すんですよねえ。
後悔したりはしていないけれど。完全に身動きとれない日程だったし、
そもそもあれ海外だったしね。そして、実際あの日は徹夜してたなあ。


それを思えば、いまは仕事がだいぶ身動きとりやすくなったし
自分でジャッジできることも増えたしね、何より、東京だしね。
リアルに電車ですぐそこだし。


そして突如会場へ向かいました。
全く並びに行く予定なかったのに。
でも双眼鏡だけはここしばらく持ち歩いてたよね。


が、まさかの乗った電車が急停止。
ブレーキぎいいいいって電車揺れ揺れ
うっわー微妙な時間帯、これ間に合うの?ねえねえねえ??


…という軽いどきどきイベントも発生しつつ、
5分程度の停車ののち復旧、ヒカリエには無事に到着したわけですが。


前回もけっこうギリギリだったんだよね。到着。
抽選にならない場合には、早く並んでいるほうが何かとよいように思うけれど。


とりあえず、、先週(6/19)の当日券に並んだときより
軽く数十人は増えてたよね。露骨に増えてる。
そしてこの間は「キャンセル待ち券」というのはまだなかった。
ロゴ入りの当たり券か、ハズレ券の2択だったよね。
いまは「当たり」か「キャンセル待ち券」か「ハズレ」の3種類か?


自分は到着がギリギリだったし、列のだいぶ終わりのほうに並んでいたんですが、
引いたキャンセル券には「整理番号 X番」と1桁の数字が書いてありました。


これが良い番号だというのはわかる、わかるけど
でもこれはどうなの?実際買えるの?可能性どうなの?


キャンセル券についてはよくわかってなくて、整理番号の数字が
いくら若くてもこんなの買えて1人か2人なのかなーくらいに
思っていたんですけど、全然そんなことなかったよ!
もちろん席はわからないけどけっこう買えてたよね??


で、自分が買えた席はS席1階でした。
言われてた通り、これ完全に招待席・関係者席の余り分ですね。
どこでもいいから観たいなーという方には相当良い席だったと思います。

 

萩が出ているから観に行っているヲタにとっては、そりゃあもうすごくすごくすごく良い席でした。
探しても出てこないよこれ。仮に探して出て来たとしても、

自分からこの場所選んで買ったりはしないんだよな。
たまたまとれたら嬉しいけど、、ほかに優先したいことが多過ぎる。

(もちろん! ほぼ同じ条件で、同じ列で、上手か下手かを選べって言われたら、
 そりゃ萩の立ち位置多いほうを選ぶよ! そりゃそうだけどね!)


さすがに二度は当たらないだろうなあと思いながら並びましたが、
行かなければ当たらないし、外れるのもまたベガス的には良い思い出かもしれないし、
でも来たからには当たりたいし出来れば立ち見希望だったんだけど
こんな席が当たることもあるんだなあ。
運がいいどころの話じゃない。


やっぱSHIBUYAはFATE CITYだったんだなあ、という話。

 

 

◆一幕


運命を変える!FATE CITY!


ダニーをトップに踊る男たち。なるべくなるべく、全体を観ておきたい。
双眼鏡は今日もほとんど要らないだろうな。
双眼鏡のない世界は広いよね。ほんとできれば使いたくない。使うけど。


肩がグイグイ動いてる。ちょっとぎこちなかったのになあ、

もうずいぶん滑らかに動いてる。奥から手前に出てくるとき、

手をすっと上にのばして恒例くるりんターン。
一瞬ハットを押さえる仕草。
背丈で体格負けはしていないけど、やっぱり細身。


そしてまたすこし背が伸びたのか、そう見えるだけなのか。どっちかなあ。

 

 

◆モロイ兄弟


モロイ兄弟が出てくる場面。


これはちょっと、、明らかに違う。たった4日でここまで変わるかね。
顔の変化、表情のメリハリ。すごくバリエーション豊かになっている。
にこにこ顔から、一転憮然としたり、スネたり、またニカニカ笑ってみせたり。
なんだアイツと顔にシワ寄せてみたり。


台詞じゃない肉声も聞こえる。
返事をするときのはーい!という声とか、ゲッ!みたいな驚き声とか。
これはなんていうか、、良いと思う。


(今日は11の仲間っぽいアドリブや雰囲気づくりがとても自然に見える。
 そういえば、ラスティー山本さんがターク萩谷に向かって、
 片手でくねくねってウェーブするみたいにしてたんだよね、「うぇーい」みたいな。
 タークも真似して山本さんに向かって手をくねくねってして、ニヤっと。
 はー、、こういう場面がついに見られるところまで来たのか、と)


合流するライナス、オーシャンズ揃って「JUMP!」の場面。
タークが酒場のセットに置いたビデオカメラが、床にころんと転がり落ちた。
けれど何事もなく芝居は続いて行く。ダンス!ダンス!ダンス!
そこからすっとビデオカメラのところに戻り、さっと床から拾って
カメラをもつ芝居へ。


本当に全く何事もない感じだった。
だからこそ、こんなことがあったことを

さらっと忘れていました。うん。

 

 

◆JACKPOT


俺たちは当てる!JACKPOT!


もうほんとJACKPOTに夢中なんです。世界観も曲も全部好き。


植物の柄が入ったスーツ、蝶ネクタイ
『JACKPOT!JACKPOT!』って歌いながら踊る萩が居る。
今日、わあっ!って思ったのが、蹴り出すように派手に跳ねて
ステージ前へ躍り出るところ。はじけるような。のってるなー!

 

 

◆演技指導 MJ編


この日の演技指導はルーベン芋洗坂さんとライナス真田。
なんだか完全にお笑いのステージみたいな完成度!
「マイちゃんがね〜」って芋さんが言い出して誰のことかと思ってたら
マイケル・ジャクソン」のことだったんだよね

(てかMJ亡くなったのが5年前って嘘だろ)


演技指導のとき呼ばれた真田、すごかったよ。場数の差を見た。
ワタワタしながらMJのBeat Itを、鼻歌じゃないけど

「ててーててー♪」みたいに歌詞なしで歌いながら

それなりに踊ってみせて。

会場の反応も良く、あれは手応えあっただろうなあ。

 

 

ボディガードとアドリブ祭り


ロシア富豪のボディガード、

ミハイル(バージル安井)とウラジミール(ターク萩谷)


セット奥の下手から萩、上手から安たちが出てくる。
さっと手を出して、富豪をこちらですとエスコートする。


群がるカジノの客たち(主にダンサーズ演じるドレスの女性客たち)や

3人のシンガー「スリージュエルズ」がもうどんどん楽しくなっちゃってて

ミハイルとウラジミールがもうなんかわっちゃわちゃにいじられてる!笑


もう!ねーさんたち好きにして!!もっとやれ!!!


ほか諸々のこの日の出来事といえば、、


●ラスティー山本さん
今日はルービックキューブ成功してたよね??笑


リヴィングストン水田さん
偽電話で対応する場面で、『あのねーー』って

あの声高めだったアレはローラ?のモノマネ?
これいつからやってるんだよ!笑 今日だけアドリブ?

芋洗坂さんもやってたよ!


●ラスティー山本さん
ヤブ医者が止まらない、もしゃもしゃのカツラにリボンつけて
首からオレンジ色のハリネズミのマスコット?みたいなのぶら下げて
「あいくるしいでしょー?」って!!笑


●ベネディクト橋本さん
ヤブ医者ラスティー山本さん(とモロイ兄弟の救急隊員)が、

はけずに粘って笑いとってると『早くはけろ!!』と

まさかの橋本さんが!はけろって言った!笑


(このあとの場面で、ベネ秘書が「(騙された!)そんな医者はいません!
 あのあいくるしい医者ッ!』みたいなアドリブかましてて
 もうみんな楽しそうすぎて我々も楽しいです楽しいの連鎖万歳)


(さらに全然関係ないけど、このとき救急隊員モロイ兄弟が
「早く運び出せ!」「無言(了解ですー)」って場面で

「イエッサー!」みたいにポーズするんだけど、

 このポーズがけっこう違うのね、二人。
 安井は素早くスチャッとポーズとるんだけど、
 萩はゆっくりためてから「イエッ  サー」って間がある感じなの。
 なんかこれがすごい毎度気になって見ちゃう。無駄情)


そういえば、ダイアナ霧矢様のあの安定感はすごいっすね、、
初日からほぼあのテンションであの声の出方で飛ばしまくってたけど
やっぱり今日も本当に安定して飛ばしまくるダイアナ様だったし

補正予算ぶんどってたし/笑


あれこれ書いて残す必要などない、観ているだけで

記憶にはっきりと残るキャラクターだなあと。

 

 

◆仮面のターク


今日のキャンセル待ちで当たった席、チケの列と番号を観た瞬間に、
えーっと、、これはあの場面でどっち側に首向けてどう見れば見逃さずに済むの!!
と思うレベルには、近過ぎて見えない可能性さえあるんじゃねえの的なお席でした。


結局、その場面がきたら頭真っ白になって

見たいように眼で追っていたらほぼ全部見逃さずに済みました。

 

ただほんとうにあまりにも近過ぎて焦点合わない現象が起きた。

仮面にマントのターク、こんなに近くで芝居してる顔を見たことない。


「オラオラオラ!来いよ!」って勢いで敵を煽ってた。
仮面の中の眼がギラギラ。
皮膚が見える。肌っていうより、もはや皮膚。
芝居の流れで一瞬全体がストップするシーン。
確かに止まっていた。ぴたりと。
あれは仮面のタークが敵と掴み合っている瞬間だったのかな。
顎がきれいだった、ただただきれいだった。
見過ぎ。
全体ストップから、再び動き出す芝居。
ぐっと力が入って動き出す。とあることが起きて(!)
仮面のタークはニヤッとしてステージへ去って行った。
タークは気づくとステージ手前へ走り抜け、誰かとサムズアップしながら
「こっちはやっつけたぜ」風なポーズ。そしてステージへ。


ほんの一瞬のことだったんだろうな。
本当に時間が止まったみたいだった。


このあとだったか、ダニーが通路から現れスポットライトを浴びていた。
またざわめく会場、すぐ近くを、今度はダニーが歩いていった。
背中とか肩とかに厚みがあって、あーこのガタイは本当に映えるなあと思った。


まだ少しザワザワしている客席。


私はといえば、仮面の中の眼がほんとにギラギラしていて
その記憶ばかりが蘇ります。ぼんやり。

 

 

◆フィナーレ、カーテンコール


終盤テスとご対面のオーシャンズ
モロイ兄弟、テスに「どーも」っておずおず近づく。
テス美人!バージル安井、フラーっと後ろに倒れそう。支えるターク。
この3人は今日もリヴィ水田さんと3人でわいわいしてる。可愛いなあ。
(それにしても水田さんのリヴィングストンを見ると、

 ちょっとクリエのヲタ萩を思い出すよね/笑)


離婚届にサインするにはペンがいる。の場面で、ペンを持ってるぞーと
手をあげるソールにあきれたりつっこんだりするオーシャンズ
離婚届にサインする場面を撮りにいくモロイ兄弟は、二人揃って
脚を小刻みに動かしてちょっとずつキュキュキュキュッと近づいてた。ユニーク♩
(これ打ち合わせて二人でやってるのかな?場当たりにしては良く揃ってたよね??)


結局破られた離婚届、テスがポイッと投げると、タークがまたまたナイスキャッチ!
「(取ったぞー!)」ってにこっとアピール、会場から笑いと拍手が。
会場からは「わあっ」ってちょっとした声もあがってた。
(はけるときも、取ったー♪ってしながらにこにこ。隣では
 くるくるとルーベン芋洗坂さんが踊っていて、ふたりにこにこしながらはける♩)


フィナーレ、音楽がなり、再び踊り出すオーシャンズやダンサーたち。
ジャケットをはおり、腕をまくって踊る萩。
この終盤はもう拍手して夢中でステージ観てるので

具体的な記憶があまりないんだよね。
それにしても、やっぱりここで流れる「オーシャンズ10(テン)」は

かっこいいなあ! オケの皆様のおかげだよね、このパリっとした音!


ラスト、萩谷も安井もとにかくいつ見ても、ベネ橋本さんに向けて満面の笑み!
あと役者&ダンサーの楢木さんな!今日は萩谷に声かけてた!

ふたりで顔見合わせてJUMP!の曲にあわせてジャーンプ!って!

なんだこれ!!前みたときよりさらに仲良しっぽい!!!


(ちょっとこれ舞台裏、楽屋、いったいどうなってるんでしょうか、、
 誰か潜入、、ターク、そのカメラで特典映像を、、

 Blu-ray/DVD初回特典用に、、なんとか、、というわけで

 今日もアンケート用紙にBlu-ray/DVD化のお願いを地道に書いています)


それにしても、スタオベしたいから、立ち上がれる幸せですよ。
ダニー慎吾ちゃんの挨拶は今日も素敵だったよ。

ベガスから、渋谷の街へ。夢で逢いましょう

段差でこけて?(あれはリアルにこけたの?こけた風なの?)

突っ伏したときはちょっとびっくりしたけど。

そして立ち上がり背中を向けてワールドカップの話など。


それにしても、なんでだか、左目からじわっと水が出たわ。なんだろね。
事務所の大先輩はもちろんだけど、あの山本さんらと自然な感じで
わいわい芝居してる姿やら、カーテンコールの姿やらが、なんか突如涙腺にきたわ。

 


嗚呼ヲタってバカだなあ。

 

 

バカだけど、明日はリアルを楽しく生きましょか。

水族館に行きたいな。

マンボウがいるところにしちゃおうかな。