クリエの季節がやってくる。
まだだいぶ先みたいだけどそんなことないよ、もうあっという間にやってくる。
謎からダラダラ振り返ってぼんやりああだったなあ、
Part1&2はこうだったなあ、
Hクリエでこんなことがあったっけなあ、
ずいぶん昔のことみたいだけど、
でもやっぱりこの間のことみたいだなあって咀嚼して過ごしたい。
2016年クリエのリストを見て最初に思ったのは、
たった4人しかいないってこと。ようやく。ようやく。
いやもちろん蓋あけたらわからんよ、わからんけどでも
名前が出ているのは4人だけ。
それが思い描いていたメンバーかどうか、想像していたメンバーかどうか、
そういったあれこれはちょっと脇に置いといて。
無理やりにでも置いておいて。
やっぱり嬉しいよ、そりゃあ嬉しいに決まってる!!!!!!!
とある時間を、どう構成する、何をする、誰がどう使う、
そういったことを考えるときに、たった4人を「最優先」にできるんだ。
どうする、何をやる、妙なバランス配分考えなくていいんだ。
妙なバランス配分とは何か、なんて言うまでもないし
わざわざ言うのも相当に野暮だろうけれど、
昨年、(ガムシャラ EX vol.8と9を経ての)H公演のときに決定的に思ったことだ。
ただ自分たちのためだけに構成切って欲しいと思った。
そういう機会が欲しいと思ってた。
でも同時に思うのは、奴らは、ほんのわずかな時間に
ものすごい濃度のパフォーマンスをぶっこんでくるのが得意技で、
さらには(前述早速ひっくり返すようだけれど)
要するにバランス配分やバランス調整に本当に長けている。
自分ら数人のためだけに、とある時間、とある場所を全部使って
構成を切るのは、おそらくほぼ初めて、だと思っている。
(「ほぼ」と書くのは、謎クリエをどう判断するかによるから)
ちょっといまから嘘みたいに緊張している自分がいる。バカか。
奴らは大丈夫、なんだってできると思ってるけど。
そしてそのうえで、どうしてもここに居て欲しかった人が浮かぶ。
そりゃそうだよ。もう本当にそれだけが心にひっかかる。
でも奴らはやっと「わかりやすい特徴」(バンド)をつくったわけでさ。
(もちろん魅力はそこだけじゃない、それはひとつの特徴で、記号で、アイコンであって、奴らの全てではない)
それは本当によかったと、そしてそのメンバーでステージにあがれることは、
単純に喜ぶべきことで、そこはきちんとはっきりと応援したい。
だから、大声で、ここに居て欲しかった人の名前を叫ぶことはできないんだよ。
5月はたぶんすぐそこだ。
心に引っかかった何かは、気になり続けるだろうけれど、それはそれ。
そうでなければ、Jr.界隈を歩き続けることは難しい。