萩谷界隈

引っ越したヲタの日記帖 萩谷慧悟 7ORDER

歌え踊れ叫べ六本木!!! - Love-tune 2017/8/4-6 EX キントレ

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六本木六本木六本木六本木そして新横浜へ。
8月はフルスロットル。あの六本木初日からはまだ1週間も過ぎていないのに。
思い出せることを思い出せるだけ。脳内の映像をできるだけ外へ外へ。



- memo - 

セットリスト(8/4,8/5夜,8/6昼夜 キントレ Lt 単独)※メモとらないので記憶が頼り、推敲してたら終わらないから暫定 ver. 0.2


■■■OP
ハートに手足のはえたキャラクター「ビートくん」による前説。手作り感あふれるビートくん、もとのキャラデザイン(手描き)はみゅーさん、PCで起こしたのがながつ、命名ははぎちゃん。ビートくん登場に喜ぶフロア。ビートくん主導でクラップの練習にコールの練習。キャラに前説やらせちゃうなんて、もはやEX規模でつくってない。そしてこのあとどんどんサイズ感ってなんだっけ状態の詰め詰め盛り盛り全部乗せのLove-tune単独公演が始まるのだった。


■■■Block1
Amazing DiscoverySMAP
Hey!! Summer Honey中島健人 Sexy Zone
MU-CHU-DE恋してるKis-My-Ft2

ステージにそびえるのはEXでは十分に巨大な7人が入れるマンション。小さなお城のよう。きらめいている。

『Amazing Discovery』のイントロが流れる。この曲から始めるのかと、ほんとうに素直に驚いた。SMAPの2014年7月リリース曲(シングル『Top Of The World / Amazing Discovery』)。USJのテーマソングやCMに使われていた曲。そして2014年は、ミュージカル『オーシャンズ11』の年。初日は2014/6/9。真田安井萩谷がともに大舞台に立った年。あれから約3年。2017/8/4、Love-tune単独のステージの幕が上がる!

『Amazing Discovery』の振り子のような振付部分はオリジナルでもあったような気がする。「♪今日も探してるのは」「Discovery」だからかな、両手で双眼鏡か眼鏡でも表わしているような振りもあった。

圧巻なのははじまってわりと早いタイミングで、ステージ奥からマンションごと、ずいっと前に出てくるところ。8/4初日と8/5夜、それぞれ全然違う場所から見たんだけれど。8/5夜はマンションが前に出てくるところを、ものすごく体感できる場所で見てた。ほんとうに興奮した。巨大なセットが目前まで迫るこの感じ、シンプルにすごく気持ちが盛り上がる! 初日にも思ったけれど、今居る箱(EX)よりもっともっと大きなスケール感のOPの仕掛けだった。わくわくする、楽しい、すごい!

からの、サマハニ! サマハニだってここで出てくる曲だとは思わなかった。Love-tuneとサマハニ、いい! 夏のハッピーチューン。

『MU-CHU-DE恋してる』の最初に7人でつくる大きなハート形は何度も、この先も何度でも見たい。千賀の千ちゃんが8/5夜に観に来てくれてたんだけど、その時にこのハート形については「また!また違ってる!」ってつっこまれてた。Love-tuneは丸みのある内側向きハートだからキスマイのとは逆なのよね。千ちゃんがそれを「それじゃ逆から見たピーチじゃん!」ってつっこんだら、みんな一瞬きょとんとしてから「...逆から見たピーチ?(クスクス)」ってなんかツボにはまってたね。そしてその後の公演でもLove-tuneは「逆から見たピーチ」な、まるっこいハートをつくり続けるんだよね。確か、最終日8/6の昼か夜に見たときには、最初は「逆から見たピーチ」だったんだけど途中からあわててキスマイ式ハートをつくり直しててかわいかったな。


■■■Block2
CALLLove-tune オリジナル曲)
T.W.L関ジャニ∞
RevolutionA.B.C-Z
Make itLove-tune オリジナル曲 備考:作詞真田 作曲萩谷)

『CALL』へのコールがすごいことになっていて単独!EX!らしい勢いで、Hey!がもう「エイ!」「ぅえい!」みたいになってて/笑、声出しててただただ気持ち良かった!

『T.W.L』は「アッ アー アアアッアー!」の声出しや、手で「T」「W」「L」をつくったりと、何か一"緒にやってみよう"の時間がちょいちょいあったんだけれども、とりあえずオクターブ上げて声だせばいいのか、、って気づくまでにちょっとかかったり、何かとせわしなかったりで、実は初日の時点ではこのあたりの流れはこれでいいのだろうかとちょっと疑問符がついてたりもした。

『Revolution』でのタオル回しへの流れも含めて。初日に彼らのステージをみて(萩安あたりでやった過去数年のステージ諸々を含めて)「ん??? ここの流れOK?」って思ったりするのはほんとうに珍しいことで、自分でもけっこうビックリした。多少思うことはもちろんあるし、そして即座に調整してくるところもたくさん見てきたし。でも今回はわりと根深いような気がしていたのだけれど...

とにかくテンポが気になってたんだろうなあ。Love-tune側がファンにやってほしいこと、一緒にやりたいことが多い=説明が多くなる=テンポが悪くなる。みたいなことかな。

ところが。

2日目の8/5夜公演に再び入ってみたら、どこをどうしたのか細かいことはさっぱりわからないのだけれど、とにかく、諸々、全部解決していた...! このあとの『罪と夏』あたりまで含めて、一気にステージの流れがよくなっていて。ファン側がさっさと段取りに慣れる&光の速さで対応していく、みたいなこともあるんだろうけれど(キントレタオルの売れゆきの良さ速さとかとか)、Love-tune側の無駄の省き方とかノセ方とかもやっぱうまいんだろうなあ... とか。いやでもしかしだよ、よく考えてみたら「2日目の夜」ってつまり「4公演目」だった。奴らにしてみたらそりゃ3回まわしたあとなんだから、当然テンポなんぞ解決してるわそりゃ。うん、突然納得した。

あとは圧倒的に、圧倒的にスタンディングが最高で。もう多少見えなくても埋もれても全く平気になっていく。大型モニターもあったしね。

ところで『Make it』なんだけれど、ドラムだいぶ落ち着いてた…(もともと うわー どらまーはぎちゃんがつくるとこういうことになるのか おもしれー けどたいへんー みたいなところあったけど。そしてやっぱりサビとサビ以外の.... この話またそのうちだね長くなる。以下略)、ドラムは出だしあれくらい淡々としてるくらいがよいかんじ。あとサックス! サックスがよくなったから曲もよくなったくらい良かった。初めてクリエで聞いたときはサックスそんな盛り込むの??っていう曲だったし。

どこだっけ、どっかの部分のアレンジがけっこう変わってたってか、何か要素自体が増えてたような気がするんだけど(適当な記憶で書いてるので思い違いかもね)、今後もちょっとずつ何か変化していくんだろうなあ。

いつかがっつり「編曲」をどなたかにやってもらう日とかあったらおもしろいなー...って言うのはタダ! あれメロ、特にサビは案外よくできててポップチューンのど真ん中だし。でもなあ、いまのバラッバラでつぎはぎしたみたいな素朴さが、あの曲の良さだしね。

自分たちでつくった曲という、形はないけれども確かに存在しているこの音を、ファンに届ける。それを受けとる。ということを初めて体験できた曲。

なんだかね「形のないもの、目に見えないもの」がまるで裏テーマのようにきらめくライブだったなあと、今こうして振り返っていると思う。『Amazing Discovery』しかり、この『Make it』しかり。


■■■Block3
モニターにビートくん登場。「おまえら安井の話(またはラジオ?)ちゃんと聞いてんのかー? みんな掛け声とかおぼえてきてるんだよー」みたいなことを喋り出す。

「罰として(?)罪なセリフを言ってもらおう 長妻ー!」とかとか言われて長妻センターに放り出される。初日はここはもしやの日替わりコーナーかと思ったけど完全にながつコーナーだった。そしてほんとうに毎回あの顔面から最高に様子のおかしい罪なセリフが出てきてなんかちょっと笑っちゃったりゲラゲラわらっちゃったり苦笑ったりしてたんだけど、オーラスは噛まずに滑らかにバチっとセリフ決めてきて、フロア一斉に湧き上がる。キャアアアアアア!!! からの!

罪と夏関ジャニ∞

お祭り騒ぎが始まる! 巨大風船がぼんぼん投げ込まれてB3スタンディングフロアの観客の頭のうえをふわふわと風船が飛ぶ。初日は7個くらい放り込まれたかと思ったけれど結局初日は数不明。その後の公演では「4つ」で、ピンクにオレンジ、水色とあともう1色。大玉送りのように手でバシバシはじいてどんどん後ろに送ったり。でも曲が終わるまでには戻せーーー!

初日ははぎちゃんがものすごい勢いで「戻せ戻せ戻せー!」とばかりに両手で風船に向かって「来い来い来い来い」と招いていた。やっぱ抜群に動きがおもしろい子やなー 萩谷くんはおかしな子やなー って思わず滝子ちゃん喋りで思った。

今、君の八月のすべてーくれないかー?(はーイ!!!)
わっしょーい!!!


■■■Block4:Love-tune DJ Remix
長妻 マンションの中央下から登場。続いてマンションのドセンが見えて、グラサン安井のDJブース登場。このときいちばん最初にながつがショルキーで弾いてた曲のメロがとても良かったのだけれど詳細不明(突然8/14加筆:さっきくらいまでぜんっぜん気づかなかったけど、なんかぼーっとメロ思い出してたら『いやあれエビバデじゃん!』ってなった。音数減らしてたんだろうな。洒落てたなあ)

Everybody Go -Remix by ☆Taku Takahashi- / m-floKis-My-Ft2
Party Don't Stop山下智久
運命Girl -Remix by banvox-Kis-My-Ft2
Back to the dance floor山下智久

フロアの天井からミラーボール。あれを見上げるのが好きで毎回仰いでた。特に最初、白いまっすぐなライトが何本かステージから照らされて交差してる。『Everybody Go〜パリドン』は萩谷顕嵐長妻の3人がメイン。はぎあらながつが踊る跳ねる。特に印象的なのは、やっぱりあの組み技みたいなやつ。3人がかたまって、それぞれの肩に腕を回してねじって、後方にいる人の曲げたひざに体のせるみたいにして、輪のようになってた(舞祭組4人が輪になるやつに少し形似てるけど見た目のイメージはだいぶ違うかんじ)

あと萩がシフトしてるとこ見ると うおおお!ってなる! 久々にやってるとこ見た。手をついたとこから両足ブンって前に向かって振り上げるやつ。ここしばらく見てなかった。はぎもろ揃ってやってたかな。意外とこういうのやるのがはぎちゃん。

『運命Girl』banvoxのギュイイイイインって音でごりっごりに踊り出す美勇人真田諸星。みゅーさんの低めに響くラップ。「I LOVE YOU」の文字をつくるときには、はぎちゃんはステージ上手で「V(ブイ)」してた。カワイイ。

『Back to the dance floor』が鳴るあたりからはフロアのライトもすごく複雑になっていって、頭振ってゆるゆるに踊ってたら、ここはどこーー ダンスフロアだ! Back to the dance floor! Love-tune DJ Remix!

(もっっと見たいけど、なんせもっと踊りたい... これまたやってほしい... もっとやってほしい...)


■■■Block:5
Take Over × FOREVERKis-My-Ft2 × Hey! Say! JUMP
OthersideSMAP
SEVEN COLORS(NEWS)

『Take Over × FOREVER』の話をしはじめるともう終わらないのだけれど(どう考えても終わらない)。この曲、この構成を7人でやってみせることの意味。とかちらっとは思ったりもするけれど、意味も何も、この魅せ方はただただ最高なんだ。

特に『FOREVER』で今回の見せ場のひとつは萩谷と美勇人の「♪どんな時でも守りぬくよ この胸にある譲れないモノ」のときの睨み合い。もともとは「やんのか? 来いよ!」くらいの睨み合いだったのが、オーラス8/6夜は、睨み合いからの最終的には掴み合い。襟のあたりを握って揺さぶる萩、揺さぶられたまま前のめりに睨み返す美勇人。

はぎみゅのオラオラ来いよ来いよ! は今後永く語り継ぐやつだ… だいっすき…

そしておそらく最大の見せ場が、安井と顕嵐。さなみゅが脇に立ち手を添え、諸萩長3人が台になる。その背中に立ち上がる安井と顕嵐。ここに限らず、いろいろな場面で顕嵐ちゃんが前面に出てきていた。大賛成だ。そうでなければ。多くのファンが直接見ている場所で、はっきりと目に見える形で方針、方向性を示す。

そして『Otherside』へ! またちゃんとやったねえ、クリエ披露のあれっきり、になる可能性もあったかもしれない曲なのに、また堂々披露したねえ。良かった! ハンドサインも定着。拳から、7を示すサインへ、そしてLove-tuneのハンドサインへ。

はぎちゃんの巻き舌パフォーマンスも最高にすきだよ。『Otherside』、これからもやろう。またやろうぜ!!!

そこから晴れ晴れとした曲へ。セブカラ(『SEVEN COLORS』)では「♪Let's go 向かってく 青い空の下」を歌うとき、自分の足もとを力強く ここ! って指して歌うはぎちゃんがいました。あれがすごくすきで、ここが青い空の下だからな!! って勢いつけて指し示すはぎちゃんがとてもとても彼らしかった。

みんなでペンライトの色を揃えていこうコーナーが盛り込まれていたのもセブカラのときか。会場全体でペンラの色を変えて一面赤!一面黄色!みたいにしてくとき。8/5夜かな、みゅーさんが黄色に染まったフロアを見てキャッハー!って喜んで、次の次くらいに今度は一面緑になったのを見てはぎちゃんが やったあ!ってポーズつけてペンラ持った手を突き上げる! 紫になったらはぎみゅ2人で顕嵐ちゃんのほうを向いて、手をつきだしてキャアアア!ってアイドルに騒ぐ子達みたいに手を振る。キャアアア!!

もろちゃんのオレンジ色が公式ペンラにはなかったけれど、今回の公演のLove-tuneカラーがオレンジでよかった。それにしても、メンカラにこんなに愛着もつようになるとはだよ...

あとセブカラ聞くと、花道を駆け抜ける皆の姿がまた思い出される(2016年夏秋のA.B.C-Z代々木&城ホの思い出)。

いずれまた。「いつか」なんて遠い話じゃない。と、言うのはタダだから言ってこ。言っておこう。いずれまた、近いうちに、花道を駆け抜ける姿を!


■■■MC
ペンラの底に丸いシールを貼ってるはぎみゅの話とかしぬほどあって終わらなくなるのでちょっとここ省略するけど、いろんなお仕事のお話、紹介などしている流れで、8/6昼MCで「月刊DIVER(月刊ダイバー)こねえかな..」ってぼそっとつぶやいてたはぎちゃんのことはもちろんしっかり覚えてる。「こねえかな..」って言い方が男の子っぽくて。

月刊DIVER memo.
DIVERMAG

divermag.jpTwitter @divermag_jp

あ、あとMCといえば。Zepp決まりましたーの辺りで突然DJ萩が出てきてターンテーブルこするマネしながら《ゼッゼッゼゼッゼゼゼゼップーーー》って言い出したの最高の出来でしたね。ゼッゼッゼゼッゼ!


■■■Block6:振付講座
Love Wonderland(嵐)

「♪Love truly Love truly」が「Love-tune Love-tune」に空耳的な曲。プレゼンやっすー(曲提案ということかな)、構成が顕嵐(2人ずつスタンドマイクで歌って..みたいなところかな?)、振付はぎちゃんが担当! はぎちゃんのこだわりと、ファンへの信頼の念をバリバリ感じました... いやこれ難しかったのよ、初日の初見のとき、そもそも...

「LとOをつくる? ちょっと右向いて... 腕はどっち下げるのどっちあげるの?? んパンパン! そのまま左へ腕を移動させるとLがVになる?? あ、ほんとだVになったわ。で左手は指でEつくる? E??? 同じく んパンパン! ...これはあかん見た目よりだいぶむずかしいわかんねえ...」

(最初は下へ下げるところからスタートだよという声が確かやっすーから。ガーサス)
(Eは指で数字の3をつくるんだよというナイスアドバイスが顕嵐ちゃんから入った。ガーサス。即理解した)

とかとか思いつつ真似してたたらまあまあなんとかなるんじゃないの的な空気に無理やり。おわったかなと思ったら、「じゃあ次Bパターンね!(にっこり)」で似てるけど違う振付指導スタート。最初に2パターンやります、というのは聞いてたんだけど振付練習やってるうちに2パターンあること忘れてた。もうすぐ忘れる。

「さっきと同じLとOつくって、今度は1,2,3,4で... んパンパン! いや手拍子はなし?? すぐ左向いてVとEで1,2,3,4で、やっぱ手拍子なし?? 右手でLove-tuneのハンドサインつくって(これは出来る)右上左上右上左上にツンツンツンツンツンツン んパンパン!」

「できたーーー!」

「(いやできてねえっす萩谷さん!!!)」

まあでもこれが音楽かかるとまあまあできるんだよね... ふしぎ... 音楽ないとけっこう迷うんだけども。それにしても初日のグダグダすごかったけど、一生懸命みんなで教えてくれるんですよ。ジャニーズJr.力を感じた。

それにしても振付講座やってる間中、褒める。褒め伸ばす。絶対できるよ、繰り返すだけ、できる! ...なんつーか教育について考えるよね思わず。ほんとに褒める。いやふだんからこの人たちはヲタを褒めるし何ならヲタを前にヲタ自慢さえしてくれる。そして同時に要求も高い。一緒につくるぜ、一緒にたのしむぜ、やれるよなあ??? みんな!!? という気合をばしばし感じる。

そしてこの振付、その場でやらせるにはけっこう難しいことには違いないはずなんだけど、これで行くからって押し通したところがはぎちゃんぽい。すごく。できるから大丈夫。このこだわりの強さというのか、ひかない感じがはぎちゃんっぽいし、ヲタも信用されたもんだなとも思うし、その気持ちには応えたい。

ええ、振付覚えましたよ。2回目に入ったときにはけっこうできてた。しかし間違えて「んパンパン!」やりがち。失敗してもまた楽しい。

「気持ちが大事!!!」

ですよね安井さん、皆さん。


■■■Block7
BOMB(舞台『DREAM BOYS』千賀ソロ曲)さなみゅ
GUTS!(嵐)はぎもろながつ 野球部トリオ
My Girl(山田 有岡 Hey! Say! JUMP)やすあら
Tell me whyKis-My-Ft2)7人

2人、3人、2人のパフォーマンスから、7人で歌う名曲『Tell me why』。振りができるヲタ多すぎてるみーわい。

ちょうどこの時期、安井・美勇人は2018年夏公開の映画撮影の時期と重なり(もちろん他にもそれぞれの仕事はあるにしても)なかなかまとまってのリハーサルなども難しかったのではないかと素人目にも思える。その中で、安井・美勇人のみゅうたろうで1曲、というやり方もなくはなかったんだろうけれど... そうではなくて。

さなみゅの『BOMB』はすごく好きなパフォーマンスで、でも今後なかなか見られる機会があるとは思っていなかったのだけれど、再び、今度はEXで見ることができてとても嬉しかった。

はぎもろながつは野球部トリオによるミニコントのような前振りからの、『GUTS!』。はぎもろはLove-tune以前から、こういうコント色の強い演出をやってきた。直近だとクリエの「神ちゃま」がそうだし。そしてたいてい、はぎちゃんは飛び道具だ。あの顔で、あの雰囲気で、あのぶっとんだキャラクター。

舞台袖からランニングで登場する3人。ポンコツ野球部。もう走れないと倒れ込む萩谷。声をかける諸星。球拾いのくせにキャッチャーミットをしている長妻(諸に「長島アア いや長妻」と呼ばれてた長妻/笑)。この野球部員たちは12年(!)も野球やってるのに試合にでれない設定。12年。小中高校とずーーーっとやってるのにダメ!くらいの長さ設定。

(なんだかんだで「おれたち弱くても(試合に)出れます、いや弱くても勝てます!」につながるんだったかな。もともと『GUTS!』がドラマ『弱くても勝てます』主題歌だったから)

曲中「♪嵐の中 闘う友よ いざ行け」のところの、はぎちゃんの「いざ行け芸」が見所で。

8/4初日は「いざ行けえええええ!!!」と叫ぶはぎちゃん。
8/5か8/6のどこかの公演では「いざ、行け」と武将が命令でもするみたいに低い声で。
オーラスどんなだっけかな、叫んでたなあってのは覚えてるんだけど。

もうどんどん忘れる!!! 記憶儚い!!!

で、その後、EXに設置された外周通路をダッシュする3人。下手側からぐるりと1周! 見学席の前を通るときはハイタッチしていったり。一度ながつがごろんと軽く転んでたけどあれは本気で転んだのか転んだふりなのか、なんかゲラゲラ笑いながら見てたからよくわからなかったけど。楽しかった! 最後ステージに戻るときには、通路から下る階段をよいしょよいしょと降りる。あの階段の角度かなり急だったね。狭い幅で高さがある可動階段セット。

余談。

この野球部トリオを見た瞬間に、ブアアアアっと思い出したのは、2014年のクリエ、3人のヲタク(はぎもろじゅり)が登場する『Lucky Man(嵐)』のこと。はぎちゃんの振り切れっぷりは凄まじかった。キモさ炸裂。挙動不審絶好調。このときも飛び道具だった。どこかの田舎からやってきたらしき黒ぶちメガネの3人組が「東京すげー!可愛い子いっぱいー!」とはしゃぎ回るところから始まる。クリエの通路を走り回る3人組。

あれから約3年。

前述の繰り返しだけれど、2014年は、ミュージカル『オーシャンズ11』の年。そしてこの年のクリエのメンバーを改めて眺めてみる。ずいぶんと時間が流れてここに至る。枝分かれしたさまざまな道。

『My Girl』と『Tell me why』の話はなにかこう、書いて残すかんじのことではないのだけれど、『My Girl』を2人でやったことの意味とか意思とかには確固たるものを感じるし、『Tell me why』をここでぶちこんでくる彼らには信頼しか... この曲が好きな方は多いと思うんだ、この界隈には。自分もとても好きだ。そしてほぼ無意識に手振りをした。

階段のいちばん高いところに立って歌う萩。この曲を聞きながら、もともと良い声の人だけれど、ああやっぱり声がいいなと思ったし、どの曲でもここぞというポイントを任されている。こういう場数のおかげで、ますます良くなっている。8/5夜公演かな、曲中、とても印象的だったのは、衣装の赤のストールに両手をやって、外側に弾いたこと。ストールの赤がふわりと浮いて揺れる。こういうことを、するっとやるのが萩。ステージ映え。


■■■Block7.5
僕らのこたえ~Here We Go~A.B.C-Z
Finally OverA.B.C-Z

そして激しさの最高潮。HWGでのダンスから、バンドによるFOへ。しかしHWGでここまで踊ったことってあった??? とんでもなく良かった。ここへきてガッツガツに踊るLove-tune

もはや萩がよかった話しか記憶から引っ張り出せないんだけれども、あの曲に、世界観に、入り込んで踊る姿は最高だ。なんかすごかった、という気持ちがくっきりと残る。

曲が鳴ってすぐに安井が叫ぶ、「俺たちの時代だーーーーーーーーー!!!」

この『僕らのこたえ~Here We Go~』の歌詞中に度々出てくる言葉が「僕らの未来へ」そして「僕らの時代へ」なのだけれど(詞:Komei Kobayashi)、今回あらためてこの歌詞を眺めていたら、ああこのタイミングで、ここで歌うのに確かにもってこいの曲だったんだなと思った。正直、曲調としては印象深い曲なのだけれど、あまりまじまじと歌詞を見たことはなかった。あと歌詞を考えなくてもおおよそ聞き取れていたからってこともあるけれど。でもあれだね、ちゃんと読んでみると、勢い的にもダンス曲としても、歌詞の意味的なところからしても、今歌いたい曲だったんだろうなあ、と思ったりする。

そしてこの曲の最後のあたりで(次の曲がFOなので)萩はドラムへ移動するのだけれど、その直前がすごく印象的。凄まじい形相と勢いで踊ったそのままの顔で、最後の「♪時代へ」のフレーズを歌うのだけれど、その時のカッと見開いた眼つきが、表情が。これはひとをころs そうな勢い、、懐かしい、一時期ほんとうに踊ってるとき気合入りすぎてすごい顔つきになってたけど、その頃を思い出す。そしてこの鋭く、触ったら斬られるような萩がわたしの大好きな萩なので、この顔をみたときは、ああよかった。見逃さなくてよかったと心から思いました。そのまま、振り向くようにドラムへ移動する姿。もうかっこいいとかそういう言葉では言い表せない。拝。

そうなんだよなあ、この人の「気」が好きなんだ。ずっと変わらず。気焔。


■■■Block8
NO WAY OUT(Cloud5 ドラマ『SHARK2』劇中歌)

楽器がそれぞれドッカドカに音を鳴らして盛り上げる中、センターからボーカル登場。主役の出番。顕嵐。『NO WAY OUT』はもはや顕嵐を中心としたLove-tuneの曲だ、もらった、いただいた、くらいの気持ちで生きてる。図々しいけど図々しいくらいじゃないと!

クリエで味をしめたのはこっちも同じで、フロアも一部はさっさとペンライトを消し始める。もちろん号令かかるまで消さない人もいるし、単に聞き取れなくて消してない人もいる。でも顕嵐の号令もあって、さーっと暗くなるフロア。点々と残るライトも消えていく。

顕嵐ちゃん本来のキャラクターとは違うと思うけれど、わたしはこの人には、思いっきり、堂々と、強い言葉で扇動してほしい。「ペンライト置けええーーー!」って叫ぶ顕嵐ちゃんは最高だ(曲終わりに優しくごめんね、なんて言ったりもするけれど)。あの顔面で、あの目力で、フロアをガンっと見つめる様子は最高に絵になる。クラップを求める声もいい。

EXガムシャラの頃、もっともっともっと歌う機会を得て、どんどん場数踏んでほしいと思った人のひとりだった。そして、萩と一緒に仕事をしてほしい、同じ現場で会いたいと思っていた人でもある。

そうだよねえ、やっぱり偶然こんな編成になるわけないわLove-tune。別に運命論の話とかでもない。偶然だの運命だのそんな曖昧なものではたぶんないよなあ、って、今回この無駄に長い感想文というのか日記というのか、を書きながら、約3年くらいのことを振り返りながら、思った。

『NO WAY OUT』でクラップするフロアの手の波の向こうに見える顕嵐ちゃん、そしてLove-tuneを見ながら、発光してるなあと思う。スタンディングのフロアから直接その姿が見えなくても、きらめいていることがわかる。ドラムの音も響いている。

曲終わり、まだドッカドカに鳴らしまくる楽器たち。こういうバンドならではの盛り上げ、いつの間にこんなにうまいことやるようになったんだろうなあ。なあ?


■■■Block9
夕闇トレイン関ジャニ∞

8/4初日のこと。この曲は初めて聞いた。そして初めて聞いたから、ではなくて、もっとシンプルに「なぜここに、この曲」なのかがわからなかった。萩安あたりの公演をそれなりの年月見てきて、こんなに「わからない」ことはほぼ初めてだったような気がする。消化不良のような気持ちだった。

これは根深い話なのか、明日になったら解決していることなのか、さっぱりわからなかった。正直それくらいピンときていなかった。

それが、8/5夜のときには気持ちがまるで違っていて、この『夕闇トレイン』のことが一気に理解できた。

この曲がラストの曲として間違いなく成立するためには、どれだけの熱気が必要かって話なのかもしれないなあ。8/5夜、すごく良かったんだ。この『夕闇トレイン』以外のことも(■■■Block2も含めて)解決されていて、本当に、間とかテンポって大事なんだなと思ってた。何より、その日の盛り上がりが違っていた。もう今日で最後なんじゃないかと思うような妙な熱気があった。オーラス的な。

わけがわからないほどの熱気のあとにこの曲を聞いたら、急に腑に落ちた。

初日のあと、歌詞を読んだ。その時点では音源は聞いていない。失恋の歌。おそらく、はっきりとした別れではなくて、曖昧なままに、でも確実に関係が終わっていく歌。なのでこの曲がライブの終わりに在ることに実は少し違和感をもってしまったのだけれど(初日のあとの時点では)、たぶん伝えたいのはもっとシンプルなことか。

「夕闇が君を連れ去っていくよ」
「まだ恋している...」
「サヨナラ」
「夜に散っていく」

さっきまでの熱狂がうそのように、この時間の終わりに向かって、日が暮れていくように、夕闇が連れ去る君、君たち、まだこの時間を共有していたいけれど。

8/6夜のオーラスを終えたあとも、翌日も、ふとした瞬間に頭に流れるのは「♪夕闇が君を連れ去っていくよ」のメロだったりするんだ。いくつもいくつも好きな場面、好きな曲はあったのに、ふと流れるのはこのメロディだったりするんだ。


■■■EC映像
モニターに《Love-tune Summer Vacation 2017》の文字。スチールが一枚ずつあらわれては消える。夏の思い出のアルバム。

バンド合宿のときの写真たち。場所は千葉・館山。スタジオで練習する姿、バーベキューかな?何か料理をしているような写真、森林の中、河で水着になって水遊びをしている様子、渋グラサンのはぎちゃん、砂っぽい地面に書かれた「Love-tune」の文字、7人でぎゅっと集まって撮られた写真。などがあったように記憶しているけれど記憶なのでだいたいで。カメラマンははぎさなだったとのことで、確かに2人のショットは少なめ。どこかのMCで"一眼レフカメラを首から下げて"と話していた。素敵な夏の思い出。一度きりの夏、一度きりのライブ。そんなことを改めて感じる時間。

BGM:My Lovin' Season菊池風磨 Sexy Zone)/ サマパラ2015「風 is a Doll(8/2〜5)」思い出の曲


■■■EC1
I Scream NightKis-My-Ft2

マンションから、安井を筆頭にステージに出てくるメンバー。デニムやTシャツ姿。オーラスのときは、はぎちゃんがみゅーとの私物の帽子をかぶって出てきてはしゃいでいたなあ。ちょっとかぶりきれてないはぎちゃん。

最後の曲。『I Scream Night』はあの特徴的なダンスへの絶叫と、ほぼ大合唱のようなサビが耳に残る。自分も歌っていた。

「Party DA I Scream I Scream Night
 Party DA I Scream I Scream Night
 Party DA I Scream I Scream I Scream Night 《SHOUT!!!》」

夏のライブが終わる。なにかきらめくような欠片がミストみたいに降り注いでる。熱気のようなものが揺れている。ステージのメンバーたちとともに跳ねる。ジャンプジャンプジャンプ! オーラスまではフロアの下手半分にまず飛ばせて、そのあと上手半分を飛ばせて、最後にみんなでジャンプ!と煽っていたけれど、オーラスだけは最後にステージにいる自分たちに向かって、最後は俺たちだー!って7人ぎゅっと集まって肩組み合ってジャンプジャンプジャンプ! 飛び跳ねていた。それを見てさらに盛り上がるフロア。

ここはどこだ。ジャニーズのJr.のグループの小さなコンサート? ライブ? もはやそういう言葉でくくれるような空間ではなくなってる。この熱狂の輪をどこまで広げられるのか。どこまでいけるのか。そういう次元の話が、もう始まっている。


■■■EC2(8/6夜)
Love-tuneLove-tune!のコール!!!

熱気と大声援に呼ばれて出てきたLove-tune、『I Scream Night』までにパッケージされた枠から飛び出して、もう1曲やろう! ってなったときにバンドでやろうと(『CALL』の声には、あれは一回やると動けないからとかなんかそんな返事をしていてかわいかった)。過去にやった、おれたちといえば、みたいな曲をやる空気になって、何曲かぱっと頭に浮かんだ。曲は。


自分のためにTOKIO


「♪目の前を遮るカベは 自分の力で超えてゆけ」の『自分のために』だった!!! そういえばさなぴがTシャツ脱ぎ出して、それを見た後方のながつもいっしょにエイヤと脱いでて微笑ましかったなあ。ながつがさなぴを見て、あとに続いてるのがとても。ってこれたしかEC2のときだったよね。もうなにがなにやらだ! それを見てドラムに座ったはぎちゃんがにっこにこしてたのは覚えてる。Tシャツ姿だった。なんだかもう楽しくて楽しくて、そして馴染み深い曲で、大声で歌って騒いで最高に楽しくて、確かこの曲の最後だったと思うのだけど(記憶曖昧)、みんなで最後に飛ぶぞーって、ドラムがドッカドカにロールしてて、やっすーが指折カウントダウンをしている。

3!2!1!ジャンプ!!!!!

自分の前にいた人たちの頭が本当に一斉に高くあがって、膝で飛んでるだけじゃなくてリアルにこれだけの人がジャンプする光景は圧巻だった。たぶんステージから見ていた彼らにも、人が一斉に飛ぶ光景が見えたと思う。やっすーが目をきらきらさせてフロアを見渡している。それは覚えている。

そして確かこのあとに

「俺たちとみんなで」「Love-tune!!!」

をやった。マイクなし、彼らの地声で。

念願の単独銀テはまだ飛んでいない。でもほんとにそろそろ飛ぶかもしれない。ほんとに、ほんとに飛ぶかもしれない。そう思えた。初めて本当にそう思えた!

恒例、みゅーさんがまた去り際に「仕事がんばれよ!」って言って去っていったなあ。

あとやっすーは、これよりもっと手前の挨拶だと思うけど、Love-tuneという名前について、「いい名前をもらったと思います」と言っていた。「みんなの愛と、俺たちの音楽で」突っ走っていこう、とも。いい名前をもらった。いい言葉だった。

さらに続くLove-tuneコール! さすがにもうでてこないと思うけど、でも続くコール! このコールが聞こえてるならそれでいいし。そしてしばらく、数分続いたコールののち、次第に手拍子が盛大な拍手変わる。拍手を送って、この夏の、Love-tune単独ライブが幕を閉じる。




EC後の挨拶のとき、はぎちゃんがぶっ壊れていて、テンション上がりきっていて、こっちもほぼ覚えてないんだけど

「〜〜どんどんどんどん良くなってます!どんどんどんどん!〜〜目指すところはあああああ 世界だあああああ!!!!!!」

そしてこのあと去り際にもう一度、

「世界だああああああああ」

目を見開いてすごい形相で世界を叫びながらマンションセットの奥へと消えていった。もうゲラゲラ笑った、ゲラゲラ笑いながら、苦しい息を整えて、ふう、と落ち着いたらその瞬間、突然目から水が出てきた。なんだろうなあれは。はぎちゃんがあまりにも気持ちひとつで生きているので、そのとき、その瞬間の自分を全開でさらしていくので、その熱気にあてられてしまった。たぶん。すごかったなあ、と思い出したら笑えてくるし泣けてくるし、過去にもおなじようなことを思ったけれど、感情をぐわんぐわんに揺さぶられること。それはすごいことなんだ。もう大人になったらそんな簡単に感情揺さぶられませんよ。なのに、彼らの姿を見ていると、一緒に叫んでいると、歌って、踊っていると、揺さぶられる。

また騒ぎたい。もっと騒ぎたい。もっともっともっと高いところへ行こう。高くて広くて、霞むほどのところへ。

そのとき自分の場所から萩の姿は見えないかもしれないなあ。そしたらでっかいモニター用意して、スピーカーもいいやつ用意して、どこにいても聞こえる音と声と奇声を!!!発しておくれよ。そういう、夢みたいなことを少しだけ本気で思ってしまうような空間だった。

そのことを、あとから少しでもクリアに思い出せるように。そのために。いまバカみたいにあれもこれもと書き留めている。全然足りていないけれど。でもこうやって書いてるとやっぱりあの顔が思い出されるなあ。はぎちゃん。なんて愛しい生き物。今回は本当に今更何度も、「はぎちゃん、生きてるなあ」って思った。君が元気で仕事ができるなら、もうたいていのことはなんでもいいんだよ。なあ、みんな。


「目指すところはあああああ 世界だあああああ!!!!!!」


2017.8.11 87