ついにまた聞けた。あの言葉がくる、とわかった瞬間、もう駄目だった。ああこれが嗚咽というものかと後から思った。目の前は霞んでいたのかもしれない。その数秒は頭の中が真っ白になっていた、と思う。ただ間違いなく彼らは手を繋いでその言葉を発していた。
ツアー終盤、安井さんの挨拶ではたびたび「みんな」「というか、あなた、君」「ひとりひとり」というように(なおかつ、ここに居る人も居ない人も)全ての人に対してと同時に個々に語りかける場面が印象的だった。なんというか、全と一のようだなと今書いていて、ふと思う。
代々木第一オーラス。
俺たちとみんなで7ORDER!
みんなとはあなたのことであり君のことであり私のことだ。あなたや私や君が、みんなだ。