2015-04-04投稿
主となるメンバーは同じで、2ヶ月連続で行われたといっても過言ではない『ガムシャラ EX vol.9』が、またとんでもないクオリティだったことだけは書いておかなければならないわけです。
2月開催のvol.8の熱気は本当に凄まじかったけれど、なかなかそう何度もああいう仕上がりにもっていくのはたやすくはないというか、難しいことかもしれないなあと、どこかで思っていたところもあり。いろんな意味で特殊な公演(vol.8)は、どうしたって客もハイになってしまうものね。
ところがオーラスが終わってみたら、あーコレとんでもないところまで来たなあと汗だくで笑っちゃうような盛り上がりで。
そしてまた思うわけです。あんなにも「謎クリエ(2013)」の壁は厚く高かったのに。2015年2月のvol.8はその壁に迫り、ある意味超えたかと思った。そう思えたことに、本当にほっとした。
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参照:2015-02-27 ライブハウス『ガムシャラ EX vol.8』 2015/2/21夜 からの謎そして双璧
http://go87.hatenablog.com/entry/2015/02/27/183637
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と、2月に書いたとおりで、心からほっとしたけれど、このvol.8の先に何があるのか全く想像ができないなあとも思ってた。が、そこにはvol.9があったのか。
それは前回踏襲の手堅いライブ...などでは決してなかった。全くそんなことはなかったんだよ。気持ち良いほどに仕切り直してきて、でもこれぞという鉄板の曲はちゃんと残していて、ここにやってきた客の何割かがおそらく把握しているネタもちょいちょい挟んできて、なんだかほんとうにひたすら気持ちがよかった。
『最高の滑り出しですね!』by 神宮寺(vol.9は見学のみ)
『夢は大きく 愛は深く 伝説残していきまっしょう!』by 京本ロック先生
もうね、これ大好き。こういう程よい内輪ウケを楽しめる場は極端に少ないんだ。
オーラスでステージ上の安井が『最高の滑り出しですね!』をぶっこんできたとき、会場からは「じんぐーじ」「じんぐーじだ」「じんぐー」ってあちこちで声がしていた。もちろん「え?神宮寺来てるの??」なんてキョロキョロする人も見かけた。どっちもいいじゃないか。恒例になりつつあるセリフとして楽しめる客もいれば、ネタの意味がわからなくてきょとんとする客もいる。それでいいじゃないか。
同様に、今回のセトリで昔を懐かしむ人もいれば、いまの曲しらない誰の曲? という人もいる。それでいいじゃないか。積み重ねを楽しめる客も、これから積み重ねる客も、積み重ねるかもしれない客も、みんな最後にはステージからの掛け声にあわせてジャンプして跳ねて笑いながら帰っていくんだから。
(あ、あとかわいい赤いほっぺの金太郎ちゃんに見送られるという嬉しいサプライズもあり。わたしはJのお見送り的なサービスはどうでもいい派なんですが、今回みたいな罰ゲームからのあの展開でならw ありがたく頂戴します、とも思ってる派です)
とはいえ彼らは皆Jr.で、確かな存在ではなく、
彼らが思う通りに「積み重ねられるか」なんてわからない。
だからこそ今回、2015/4/2の昼公演に入りたかった。
君が確かに「積み重ねたい」と思う証拠として、居るべき場所でやるべき仕事をする姿が見たかった。だからギリギリまで迷ったけれど、昼公演にもいくことにしました。
そりゃ居るに決まってるだろう、と言われそうな気もするけれどね。でも確かにステージに居る姿を見て、幕があいた瞬間なんだか本当に涙腺にきて、ああバカみたいだけどこういう気持ちになれるのは嬉しいことだなあと、ちょっと霞む景色を見ながら腕を振り上げていました。
ありがとうございました。本当にすばらしかった。
そしてやはり客がよかった。しらっとした態度で、家でテレビでも見てるかのような客はダメだ。でもそういうのも珍しくないみたいだよ。昨年実際にそういう現場を見てちょっとカルチャーショックを受けた。客がよい現場は、彼らの栄養剤くらいにはなるかもしれないよ。今年度も幾度かでも、そういうステージをみることができたらいいなあ。
あとはTwitterで騒いだ通りなのでひとまず以上。
ツイはそのうちまとめるか加筆しようかな、と思うのだけど。まあそれはまたそのうち。ひとまず書いたら落ち着いた。いや、ほんとにね、素敵なステージだったよ。
今度はクリエで!またね!
- memo -
●出演者 公式発表順
真田 佑馬(ギター)
京本 大我
森田 美勇人(ベース)
安井 謙太郎
萩谷 慧悟(ドラム)
宮近 海斗
阿部 顕嵐
石垣 大祐(キーボード)
後藤 泰観(ヴァイオリン)
- memo - 2015-04-11加筆
●セットリスト(初日/オーラスまとめ)
言葉より大切なもの(♪切りとったメロディー繰り返した 忘れないように)
明日を目指して!(♪今すぐBon Voyage!明日を目指して)
喜びの歌(♪生きてる ただそれだけで 君と走って行こう)
*MC
NEVER AGAIN(♪I never understand 若過ぎたのさ)
Ikujinashi(♪Do I Do I I Need You / YYy)
前へ(石垣後藤オリジナル曲 / ♪何も気づかず通り過ぎてた分かれ道 神様でもわからない交差点)
Melting Snow(♪君といた想い出は 夢を語り笑いあい/もう二度と帰れない あの時には)
CHANGE UR WORLD(*初日のみ。2日目からLIPSがここに移動/♪U CAN CHANGE UR WORLD)
HIGHER!FLY!(♪もっと高く高くHIGHER!FLY!飛べるところまで)
Naked(♪don't worry! だんだん消えてく時を 哀れどうにもこうにも止められぬ人よ)
*MC/春のミニミニ運動会(全員ジャージ / オーラスのみパジャマで早着替え)
くしゃみ(♪Oh Love Love Love Love Love Love Love)
愛のかたまり(♪思いきり抱き寄せられると心)
Rocking Party(♪Rocking Party Night!)
care(♪なれ合いと嘘の中で 不器用な愛背負い / あと何年かすれば 思い出になる だから / J.A)
Will Be All Right(♪頑張ってる君の目が 世界中に輝いて Will Be All Right 変えてゆく)
僕はVampire(♪僕はVampire 君はTarget/熱い愛情が So Burn! Burn! 破裂しそうなんだ)
*ヴァイオリン後藤とキーボード石垣の掛け合い
REAL DX(♪一番!二番!三番!がっきー!ごっち!ガムシャラ!)
ぶつかっちゃうよ(♪Oh oh oh oh oh ぶつかっちゃうよ このまま)
アイノビート -Dance ver.-(→ 途中からバンド有りの-Rock ver.-へ/♪勝ち取るさ"愛"のBEAT!!)
LIPS(*初日のみ。2日目からLIPSは前半に移動/♪その赤く染まるLIPS"くちびる"近づけて壊したい)
Finally Over(♪It's Finally Over ここから 始まりの時 動き出す)
自分のために(♪走れ!走れ!明日のために!進め!進め!自分のために!)
アンコール
ガムシャララ(♪Hey Hey Hey Hey Hey Hey ガムシャララ)
ダブルアンコール
BAD BOYS(♪Hey,BAD BOYS どこまでも行こうか BAD BOYS 震えちゃいないさ)
トリプルアンコール
Finally Over(オーラスのみ/ダブルアンコ後、即座に「もう一回!」コールがかかり続けて曲へ)