2021/06/17記載
そんな舞台初日の幕があいた。とにかくそのことに安堵している。初日ならではの高揚感よりも。
「演じる」力がある人だと最初に思ったのは、まさに彼を知ってすぐの頃。テレビの中で数人が踊りながら順番にメインで歌っていた。自分の番がくると、ステージ後ろの方から踊りながら前に出てくる。そのときの顔や手つきがとても良い意味で芝居がかっていて、ただかっこよく仕草をつけているというのではなく、その曲の中に生きる別の誰からしさ、を醸し出すような。狙ってやっているのか無意識にそうしているのか。その場面をいまとても鮮明に思い出している。
そして日生Anotherについて今更でもなんでも言及しなければ。今こそ。あのヴァレイの話を改めてしておかなければ。薬草をとって戻った仲間を迎える、あの表情の話を。
なんならTHE QUIZの話だって。
*記録用(初日を観たあとの自Twitterより)
舞台を観た、演劇を観た、という気持ちでいっぱいだし拍手できることがとてもとても嬉しかったしもうもう
演劇らしい演劇だったなあとしみじみしてる。勿論華やかな演出あり、踊ってくれるシーンもあり(有り難い)だけれど。このあと「実験」を重ねてさてどこまでいくのか。終盤の助手?の方の台詞にしびれました。客席にいらした高橋悠也さんに御礼したい気持ちをおさえて規制退場。嗚呼良い役! #TXT_ID
ところでOPがあからさまにかっこいいのが本当に素敵。あからさまに。あからさまに!
(あーーーそこシンメなんですねありがとうございますとか思いながら見てたしはぎちゃん最年少時代に想いを馳せながら見てた)
なんていうかああいう構成の振付らしい振付ががっつりついてるの意外とけっこう久々だったんで!!ほんとにここだけでも何回でも観たい… けど実験の回数は決まっている(配信と円盤あるのほんとに有り難い号泣)
萩がこの雰囲気でこの声色でこの役をやる姿が自然なことがとんでもなく凄いことですよ… 斬月から何度も驚かされてきたけど今はもう「凄いがしかしそりゃやるやろ!萩なら!大丈夫!」のモードで観ていられる。
それにしてもこういう役まわりが頂けることには何度も何度も驚くし感激します。本当に。
しかし本日 #TXT_ID を観て改めてほんとになんとかならんかと思うのはシアコンの配信ですね…
オンライン朗読劇「SEVEN」
ダークアリスは仕方ない、あれは配信モノではなかったし。が、シアコンはなんとかならんかと何度も何度も思ってしまう
プログラマー図書委員に繋がる重要な役のひとつだから
OP少し下手側で両膝をガッとひらく振付がほんっっっとに大好きなのはわたしが膝担だからですもうずーっと萩の膝担として生きてる
自分を自分たらしめるものは何か、という意味でど真ん中のストーリーであったと思います。普遍的な。人を、のほうが正しいのかな。
*記録用(6/19公演後)
久々に見たものを思い出し書きしながらの帰り道。凄い光景が脳内エンドレス。図書委員とサッドの人を今日生まれて初めて見て「お前さん誰だよ???!!」と言いたかった、と思うほどに。
終盤の凄まじいつくり込みの話しますネットのどこかで
ステージング:KOHMEN(ELEVENPLAY)
ほんとにまさに、な振付でした
それにしてもまさかイレブンプレイの振付で萩が踊るとか思わなかった多謝過ぎ
初日より初日の気持ちだ
今回ほんとに心配すぎて幕があいたらあとはもうなんもいらんというか、高揚感とか楽しむ余裕なかったな…
今日はめちゃくちゃ浮かれた
(また適当にこのあとのあれこれを追加しよう 2021/07/19現)
*追記2021/06/24
なんというのか、つまりはとんでもない器だったんだ。いままでの、そしてこの舞台を見るたびに思う。演技する顔、姿勢、角度、誰にもわかる異様さ、声質と発声と腹筋が鍛えられている音量、どこまでも動く体・首・関節、踊る空気(ダンスシーンが、構成が、振付が、ダンスそのものが、抜群に良かった話はまた別途!)、技術、アドリブ大会、素朴さ、変容する様、哀しみ。役者としてその足でしっかりと立っている。
先日、この世界に戻ってきたときの最初の仕事をご一緒した方が、観劇されていたようだと耳にした。実際観劇されていたとして… どうでしたか。あんなにもステージの真ん中が似合う男だと教えてくれたのはあの作品でしたし、声をフルに生かした仕事が実現した作品にも出して頂けましたが、それからしばらくたった彼はどうでしたか。また別の形でご一緒して頂けたら。こんなに嬉しいことはないと、心から思います。
*追記2021/07/04
このテキストを読める幸せ
本当に良かった
これからも好きなように好きに生きていって欲しいです
https://ameblo.jp/hagiya-keigo-official/entry-12684506934.html