萩谷界隈

引っ越したヲタの日記帖 萩谷慧悟 7ORDER

脆く儚く愛しいエンタメと、舞台『えんとつ町のプペル』と。

今日は2020/2/27。現在、新型コロナウイルスのあれこれで本当にエンタメ界隈は凄まじい状態になっている。自分のやっている商売も正直、「戦争でも起こったら真っ先に不要になるジャンルのうちのひとつ」であるとずっと思ってはきたけれど。「それどころじゃない」ジャンルというのか。7ORDER周りでいえば、神戸にて舞台『27』が上演真っ最中。なんとか完走できるか。

「『えんとつ町のプペル』THE STAGE」千秋楽は2020/2/5だった。2月。今月のことだ。2020/1/21の神戸公演が初日。その頃の神戸は間もなく春節の風景だった。日本国内で初の感染者が確認されたのがその数日前、1/16だったそうだ。千秋楽の2/5、ちょうどその頃に客船「ダイヤモンド・プリンセス号」での集団感染が発覚。事態は深刻になっていった。ここ20日ほどの間の出来事。

 

昨日2/26の昼過ぎ、お上から「大規模イベントの中止・延期・縮小要請」が出てからは(もちろんその前からも)、相次ぐ当日・今後の公演中止発表、延期・振替発表、中には急遽配信を実施してくれるというアーティストも出てきた。コスト的にもなかなか出来ることではない。すごい。そしてこの段になった今、関コレ(KANSAI COLLECTION 2020SS)中止についてはもう何も言うまいよ。

そんな中でとても印象に残った言葉があって。出演作品の公演中止に言及して。 

 

脆く儚くだからこそ夢中にもなれるわけで本当にせつねえな。多くの方が「仕方ない」と思っていると思う。自分も「仕方ない」と思う気持ちもある。いやでもな、それより何よりただ悲しいし切ないし。

次なんかないのよ。それこそそれなりの時間をJr.担として過ごした自分にとっては口癖のような言葉でもあって。次なんかない。今は、今このときにしかない。

この話にはオチも何もないわけだけれど、萩の大切な大切な、今巡ってきた今にしかない一度しかない仕事「『えんとつ町のプペル』THE STAGE」が、無事に見届けられたことに改めて感謝する気持ちがふつふつと湧いてくる。あれこれ途中まで書いていたテキストのことはちょっと一旦置いておいて。

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「戦争でも起こったら真っ先に不要になる」「それどころじゃない」。そういうコトやモノはたくさんある。でもそういうコトやモノがないと人生つまらんのよ。面白く今を生きたい。健康で、豊かに、カラフルに、ハッピーに。