萩谷界隈

引っ越したヲタの日記帖 萩谷慧悟 7ORDER

2020110723→24

やはり「24」はあまりにも実感がわかない数字だなあと思う。大学を卒業し、社会に出た。芸能界で生きる選択をして。

「23」を迎えるその日は舞台に立っていた。誕生日に公演があるのは初めてのことだった。とにかく浮かれた。しかも、掛け値なしに素晴らしい舞台だった。あそこからもう1年が過ぎたのかとそればかり思う。

 

2020年、世界はこんなに急激に、かつ滑らかに変貌するんだなと思わされた年で。禍のもとではどうにもならないことばかり。こういうとき、人間や社会はもっとじたばたするのかと思ったけれど、案外するりと形を変えるものなんだなと。

無くなったものも多かったけれど、得たものもある。無くしたら無くしたなりに、転がった方へうまく転がって、また別の何かを手にする。そういう力が、彼にもグループにもある。完走できた舞台、走り出すことも出来なかった公演、禍のもと失った機会、生まれたチャンス、一旦おしまいの場もあれば、とんでもない朗報もあった。特にここ数日の情報量の多さといったらない。

 

ふと「24」のときの自分を思い出す。確か、最初の職場を離れる準備をしていた。3年は続けようと思っていたけれど、そんな時間はないなと思った、ような気がする。いまの1年とあの頃の1年は全く違う。長さも重さも意味も。

 

つい先日、朗読劇を観た(正確には、まだ配信期間中で何度も何度も観ている)。本当に良い仕事に恵まれたと思う。アフタートークもあった。その最後の挨拶で、とても幸せそうに楽しそうに笑っていて。ステージに立てて、こうして笑っていて、只々よかったなあと思った。

 

「24」を迎え、まさに大舞台に挑むことが発表されている。何年もかけてようやく辿り着く人々が沢山いるステージ。どうか無事に、と今から祈っている。

世界は今も禍の真っ只中だけれど、この1年、引き続き飛ばして行ってください。やれることは全部。全部手にしてください。ステージの上で沢山、笑えますように。

 

萩谷慧悟さん、24歳のお誕生日おめでとうございます。個人としても7ORDERとしても、益々のご活躍を! 

 

もっともっともっと、遠くまで行こう。